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2017-01-04

3日間4日間でGAIQチャレンジ その6(デジタル アナリティクスの基礎 ユニット5)3日目

GAIQ(GoogleAnalytics個人認定資格)にチャレンジする記事です。その6。
3日間でチャレンジしてみようと思います。

ユニット3〜4では、アナリティクスの仕組み、重要な指標metricsとディメンションの設定を学習しました。アカウントの作成とアカウントの構造について、基本的なフィルタの設定〜キャンペーンデータの収集まで学習しました。残り1日でレポートに関することを学びます。



3日目

ユニット5 - レッスン1 - レポートの概要
9:00【完了】
レポートの概要
標準レポートのレイアウトとレポートの編成について学ぶ。期間の設定、データのグラフ化、表のフィルタと並べ替えといったレポートの一般的な操作を行う

期間の変更。二つの期間のデータの比較。データのグラフ化。トレンドグラフのカスタマイズ。データ表示の調整。複数のデータ行のグラフへの表示と比較。レポート内のデータの素早いフィルタと並べ替え。レポートに表示する指標metricsの調整。
アナリティクスの標準レポートを使用するにはまず分析するデータを含むビューを選択する。カレンダーで期間を設定する。設定した期間はアナリティクス内の他の画面に移っても変更するかログアウトするまで有効。比較対象の期間を設定すると月同士、年同士、日同士でサイトのパフォーマンスを比較できる。これによってデータにコンテキストを与えパフォーマンスの変動を理解することができる。前期間、前年、カスタム。このように比較対象の期間を設定するとすべてのレポートとグラフに反映される。アナリティクスのレポートのほとんどは上部にグラフがある。年月日。サイトのトレンド分析に最適なスケールを選べる。グラフ内の日付には短いメモを追加することができる。※学習ビデオのとおりはできなかった。グラフの下のタブ三角のところをクリック>新しいメモを作成する>日付とメモを作成>共有の設定をする。共有はこのビューへのアクセス権を持つ人へのみ。
時間グラフにデフォルトで表示される指標はレポートによって決まっており、この例では「セッション数」※英語ではvisits。グラフにヒョジする指標metricsは上部のプルダウンメニューで簡単に変更できる。トランザクション※例※決済回数。また二つの指標を同じグラフ上で比較して相関関係を調べることも可能。ほとんどのレポートにはデータ表が含まれる。表では通常、一つのディメンションを基準にデータを表示しそのディメンションのさまざまな値に対応するデータが各行に表示される。この例ではディメンションは「市区町村」で各行に市区町村のデータが表示されている。次例ディメンション=ブラウザ。ほとんどのデータ表ではさらにセカンダリティメンションの追加が可能。二つのディメンションの組み合わせのそれぞれについてデータを確認できる。レポートでは表示するディメンションだけでなく指標metricsのセットも選ぶことができる。アナリティクスのレポートの上部には指標のグループがタブとして表示されている。利用状況タブではサイトでのエンゲージメントを測定する指標、たとえば1回のセッションで閲覧されたページ数、サイトでの平均滞在時間、直帰率などが表示される。目標セットタブでは各目標のコンバージョン率が表示される。ただし、使用するビューでの目標トラッキングをアカウント管理者が有効にしている必要がある。レポートでeコマースを有効にしている場合eコマースタブが表示される。重要なセグメントに絞って分析したい場合は表に表示するデータにフィルタをかけると便利。アドバンスフィルタを使えばほかのルールでもフィルタをかけることができる。たとえば母集団が十分に大きいデータの離脱率に絞った効果的な分析を行うことができる。レポートの表示オプションでは視覚化の方法を選択できる。データ表示はほとんどのレポートのデフォルト表示。円グラフ(パイチャート)表示はデータの比率をグラフ化する。円グラフに表示する指標は選択できる。棒グラフ表示はパフォーマンスの比較に便利。グラフの基準にする指標metricsは切り替え可能。ピボット表示ではピボットテーブルが表示され行と列の両方でディメンションの値を切り分けることができる。行の値をグラフに表示するには、目的のデータ行の横にあるチェックボックスをオンにし「グラフに表示」をクリックする。指標metrics「平均セッション時間」を表示するよう設定していた時間グラフに選択した各行についてセグメント化された折れ線が新たに表示された。表形式のレポートの行数はどれも最大10行だが表下部の設定を変更すればいつでも行数を増やすことができる。アナリティクスに慣れてくると同じツールを使って同じレポートのカスタマイズ版を作るケースが増えることもある。ショートカット機能ではレポートの構成を毎回やり直さなくていいよう設定を記憶できる。グラフに表示する指標の変更やセカンダリディメンションの追加など保存までに加えた変更は、再度手動で変更するまでそのまま維持される。ログアウトを挟んでも設定は失われない。


ステップ2:演習 4問 3/4正解 4/4正解

ユニット5 - レッスン2 - ユーザーレポート
8:48【完了】
ユーザーレポート
ユーザーレポートの操作を練習する。ユーザーレポートの主な指標の計算方法を理解す流。ユーザーレポートを基に新たなターゲットユーザーを見つけるコツがわかる

アナリティクスの「ユーザー」セクションには所在地や使用デバイスなどユーザーの理解に役立つ情報が詰め込まれている。また、訪問頻度や訪問間隔など複数の訪問にわたるユーザーの行動を理解するのに役立つレポートも用意されている。このレッスンでは、リピートの回数や間隔のレポートによるユーザー行動の分析。地域データの参照。モバイルトラフィックについてのデータ確認。カスタムディメンションのデータ参照。
ユーザーレポート 英語>The Audience Reports
ユーザーレポート群ではユーザーの性質、使用デバイス、ロイヤリティやエンゲージメントの度合い(ロイヤリティ=忠実性または忠誠度)がわかる。アナリティクスで最もよく使用されるレポートのひとつ「地域」レポートから見ていく。サイト訪問者の所在地はIPアドレスから割り出される。ヒートマップではあらゆる指標metricsの地理的分布を表示できる。指標を「新規セッション率」に切り替えれば自社にとっての成熟市場と新興市場が一目でわかり、各地域で認知度向上とロイヤリティ向上のどちらを重視するか判断する材料となる。詳しい分析にはデータ表が便利。例えばビジネス拡大を検討するならトラフィックが少ないものの訪問してくれたユーザーはよい顧客になる傾向のある地域を探すといい。こういった地域は広告による認知度向上やビジネスチャンス拡大の効果が期待できる潜在的な市場と言える。データ表の「サイト平均と比較」表示で「平均値」などの指標を追加すればトラフィックは特に少ないもののパフォーマンスが平均以上の地域が見つかる。また、ユーザーがおおいもののパフォーマンスが平均以下の地域を探す場合も、地域レポートが役に立つ。例えば直帰率が平均より高い地域があればユーザーへのアピール力を高めるため広告のメッセージ、サイト、アプリなどの改良が必要かもしれない。たとえば広告やサイトを現地の言葉に翻訳したり、その地域との関連性が高いコンテンツを導入するなどの方法が考えられる。
次は「ユーザー」セクションの「行動」レポート群。「行動」の最初のレポート。「新規とリピーター」では新規ユーザーとリピーターの比率を素早く確認できる。この比率を別の期間同士で比較することでロイヤリティの推移を調べることができる。また、このレポートでeコマースの使用を見れば新規客・リピータ比率が持つ影響を調べることができる。この例ではリピーターは購入の頻度だけでなく、一回あたりの購入額も高いことがわかる。リピーター増加を目指し、顧客維持プログラムやリマーケティング戦略を実施するのも有効。リピート回数のレポートでは、指定期間中のユーザーのリピート訪問回数がわかる。1回や2回のユーザーもいればもっと頻繁に訪問するユーザーもいる。リピート訪問が少ない場合、マーケティングのターゲットが間違っていないかサイトのコンテンツやデザインが魅力を欠いたり操作がしにくかったりしないか確認する。リピート間隔のレポートではユーザーがサイトを再訪するまでの日数がわかる。訪問ペースは週に1回なのか?月に1回なのか?この情報は、コンテンツ提供サイトやブログの場合に特に有用。例えば、サイトで毎日新しいコンテンツを公開しているとする。ところがリピート間隔のレポートを見ると多くのユーザーは週に1回しか訪問していない。この場合、メール配信登録やその他の通知システムを導入してコンテンツ追加時にユーザーに知らせた方が良いかもしれない。次の「ユーザーのロイヤリティ」レポートではユーザーがサイトで過ごした秒数や閲覧したページ数を参照できる。なお、閲覧が1ページのみのセッションは滞在時間0~10秒の扱いになる。目標にするべき滞在時間はサイトの性質によって異なる。たとえばブログやニュースのサイトならコンテンツをじっくり読める程度の滞在時間を期待したい。一方トラブルシーティングや技術的な問題の解決を主旨とするサイトで滞在が長引いているようなら説明や手順が必要以上に複雑でないか疑った方が良い。滞在時間と同様ページ数の目標もサイトの性質次第。たとえば大学のwebサイトの場合訪問者には入試案内だけでなく大学の歴史や学部・学科参加できる社会活動などサイト内のさまざまんページの情報を読んでもらえることが望ましい。一方、問い合わせ先や店舗の場所を案内するためのサイトなら1ページや2ページのうちに必要な情報が見つかるのが理想。次は「ユーザーの環境」おやおび「モバイル」レポート群。ユーザーがサイトを訪問・利用する際の環境を知ることは現行のサイトの調整や今後の改装計画に役立つ。サイトのすべての機能がユーザーのデバイスで問題なく動作する必要がある。「ブラウザとOS」レポートでは特定のブラウザでのサイト利用時に問題が起きていないか確認できる。モバイルブラウザでの直帰率の高さが目立つようならコンテンツの操作性を整理したモバイル版サイトの設置や閲覧の妨げとなっている技術的な問題の解決などの対策が必要。デスクトップからモバイルへのユーザーの移行状況も今後の開発を計画する上で重要。モバイルのサマリーではデバイス別のユーザーの内訳が表示され。ここでも期間同士を比較することでモバイル使用状況の推移を確認できる。モバイルの「デバイス」レポートでは使用デバイスについてされに詳しい情報、たとえばデバイス名、ブランド、サービス事業者、入力セレクタ、OSのほか画面の解像度なども確認できる。これらのレポートはデベロッパーやデザイナーがサイトをモバイル向けに調整するのに役立つ。最後に開発チームの協力を仰いで追加コードを導入することでデフォルトでは測定できないデータ、例えばユーザー属性などをカスタムディメンションによって収集・分析できる。たとえばサイト上のフォームで勤務先の業種を選択してもらってる場合、以降、同じユーザーの訪問時には業種が認識されているためユーザーのサイト利用状況を業種別に分析することができる。カスタムディメンションは「ユーザー」セクションではなくカスタムレポートのプライマリディメンションとして利用することもできるがユーザー理解の強い味方となる。カスタムディメンションを導入するにはアナリティクスのトラッキングコードの最新バージョンを利用している必要がある。

ステップ2:演習 3問 2/3正解 3/3正解
ステップ3:さらに読む あとでまとめて読む



ユニット5 - レッスン3 - 集客レポート
6:28【完了】
集客レポート
集客レポートの操作をする。集客レポートの主要なディメンションについて、データ収集と記録の仕組みを理解する。集客レポートを基に、基本的なキャンペーンの改善ポイントの見つけ方を学ぶ。

「集客」セクションではサイトやアプリがどのように発見されているか知ることができ、デジタルマーケティングへの投資の効果を理解できるメリットがある。メール、ソーシャルメディア、SEOなど。さまざまなチャネルや戦術が自社にもたらす価値を比較する。
サイトへの様々流入経路の理解。そしてマーケティングキャンペーンの参照と分析。
「集客レポート」群 The Acquisition Reports 
各マーケティングチャネルの効果を比較して最も質のよいトラフィックの流入元を確認することができ広告への投資をどこに集中するべきか判断するのに役立つ。
チャネル、参照元、メディア、キーワード、他
すべてのトラフィック
「すべてのトラフィック」の特徴は種類(検索エンジンかサイトかなど)を問わず、最もパフォーマンスの優れた参照元を特定できること。例。このレポートでは最もトラフィックが多い参照元は「google」有料でない検索のリスティングなのでメディアは「organic」になっている。一方。こちらはメディアが「cpc」クリック単価(コストパークリック)有料検索由来のトラフィック。二番目にトラフィックが多い参照元は「(direct)」ノーリファラーのメディアは「(none)」になります。「YouTube」メディアは「referral」つまり検索エンジン以外のサイト上のリンクからこちらのサイトにアクセスしたケース。なお、レポートに表示する参照元やメディアはキャンペーンタグ設定によってカスタマイズ可能。
サイトやアプリにとってよい参照元とはどのようなものか。トラフィックの多い参照元に注目するのは一手だが、それだけではトラフィックの質はわからない。トラフィックの質はサイトの目標達成への貢献度で決まる。わかりやすい基準の一つが直帰率。つまりサイトを訪問したものの、別のページには進まず離脱したユーザーの割合。例。レポートを見ると、YouTubeトラフィックの量こそ多いものの、離脱率も44%ある。サイト平均との比較アイコンをクリックして比較する指標を選択するとこの離脱率は他の参照元から突出した高さであることがわかる。つまり、YouTubeからのユーザーの求めるものがランディングページになかったということ。セカンダリティメンションを追加するとYouTubeからのトラフィックが成果につながらない理由がわかりやすくなる。セカンダリディメンションとして「ランディングページ」を追加しフィルタを使って参照元がyoutubeのトラフィックだけを表示してみる。ユーザーが送り込まれるランディングページが大きく影響している。セカンダリディメンションを追加することでキャンペーンやその他のトラフィックに影響するサイトの問題点をより細かく分析することができる。サイトで目標やeコマースを設定している場合。パフォーマンス評価に利用できる指標metricsの幅は大きく広がる。目標セットまたはeコマースのタブをクリックするとコンバージョンや購入の件数に貢献している参照元がわかる。例。eコマースタブで指標を表示し、各参照元のeコマースコンバージョン率をサイトの平均と比較。
アナリティクスのデフォルトではコンバージョンや売り上げは直前のキャンペーンの「成果」と見なされる点に注意。たとえば以前AdWords広告をクリックしたユーザーが別サイト経由で戻ってきて商品を購入すると広告ではなく参照元サイトの成果になる。これは集客レポート群を利用する上で重要な点。コンバージョンのアシストが得意な参照元とコンバージョン達成が得意な参照元があるため。

次はディメンション「メディア」だけの表示に切り替えてみる。このレポートではトラフィックの種類によるパフォーマンスを分析できる。同様に「チャネル」レポートでは参照元データをカテゴリ別に確認できる。アナリティクスはデフォルト状態でも参照元やメディアをもとに多くのチャネルを検出分類できるが独自のルールを設定することでチャネルの表示をカスタマイズすることも可能。詳細は別ページ参照。
「キャンペーン」レポート
このレポートではキャンペーン名を割り当てたトラフィックがすべて表示される。自動タグ設定がオンならAdWordsのトラフィックには自動的にキャンペーン名がつく。それ以外のキャンペーン名はキャンペーンタグ設定によって手動で割り当てる必要がある。
キャンペーンレポートではさまざまなマーケティング活動を相互に比較できる。別の参照元で同じキャンペーン名を使っているケースが多い場合はキャンペーンレポートを参照元かメディアでセグメント化する。プライマリディメンションの「その他」をクリックするとキャンペーンレポートのデータを「広告のコンテンツ」別に表示できる。広告のコンテンツはキャンペーンのさまざまな広告に名前をつけられるディメンション。このレポートではサイトに良質なトラフィックを呼び込む上で最も効果的な広告を特定できる。

ステップ2:演習 3問 1/3正解 2/3正解
ステップ3:さらに読む あとでまとめて読む



ユニット5 - レッスン4 - AdWordsレポート
10:05【完了】
AdWordsレポート
AdWordsレポートの操作を練習する。AdWordsレポートで、どのような指標やディメンテョンが加わり、収集、記録されているのか理解する。AdWordsレポートを基に、基本的なキャンペーンの改善ポイントの見つけ方を学ぶ。

AdWordsの成果測定に使用する「AdWords」レポート群は他の「集客」レポートとは異なる点が2つある。ひとつはAdWords固有の情報を表示できる点。たとえばマッチタイプや地域ターゲッティングといったAdWordsの設定がキャンペーンの成果に及ぼす影響を分析できる。もうひとつはAdWordsから費用データを直接インポートして利用できる点。アナリティクスはこのデータを収益データと組み合わせて投資収益率や収益単価といった指標を計算する。これらをはじめとする指標は各キャンペーン、広告グループ、キーワードのパフォーマンスの評価に役立つ。このレッスンで学習するのはアナリティクスからのAdWordsキャンペーンの参照、費用データ、キャンペーンの投資収益率などAdWords関連指標の参照。時間帯設定やマッチタイプなどAdWords固有機能の影響測定。AdWordsレポート群はAdWords由来のトラフィックにクリック後のパフォーマンスの指標を提供し、ユーザーが広告をクリックした後の動きを確認できる。
サイト利用状況の指標。metrics
目標コンバージョンの指標
eコマースアクティビティ
投資収益率や収益単価、収益関連の指標の参照が可能
キャンペーン
ここではAdWordsの検索およびディスプレイキャンペーンの成果の指標を参照できる
レポートはまず階層構造の最上位であるキャンペーンのレベルで表示される
表内のキャンペーンをクリックすると広告グループのレポートにドリルダウンできキャンペーンに含まれるすべての広告グループが表示される。広告グループをクリックするとAdWordsキーワードレポートに進む。検索キャンペーンの場合、このレポートは該当広告グループ内のキーワードをすべて表示する。
AdWordsレポート群の指標metricsをいくつか見てみる
セッションVisits AWキャンペーンでえられたセッション数
表示回数Impressions 広告が表示された回数
クリック数Clicks 課金対象である広告のクリック回数を表す
セッションとクリック数の値は違っていても問題ないex.ユーザーが広告をクリックした後別セッションとしてブックマーク経由でサイトを再訪するケースがあるため。最初のセッションの参照元情報が残っているため1回のクリックが複数のセッションに対応する。
セッションの方が少ない場合アナリティクスのコードが全ランディングページに正しく設置されていないかもしれない。またはコードの実行前にユーザーがサイトを離脱したり、ページの読み込みを中止したりした可能性がある。また、JS、画像、Cookieを有効にしていないとアナリティクスのトラッキング対象にはならないが、AdWordsではこれらの機能がオフでもクリックが記録される。表示回数Impressionsクリック数Clicks費用Costクリック率CTR(Click Through Rate)いずれも広告の表示回数とクリックされた頻度に関係する。これらの指標は広告の視認性や説得力を測る目安となる。たとえばクリック率を高めたい場合、掲載順位を高めるために入札単価を引き上げるかユーザーにとってより関連性の高い内容になるよう広告文を改良するといいでしょう。eコマースのデータを収集している場合や目標の値を設定してい場合、収益単価、投資収益率、利益率でキーワードの収益性を評価できる
CPA Cost Per Acquisition
ROAS Return On Advertising Spend
コスト=クリック数×平均CPC
CPAは、1コンバージョンあたりのコストのことで、コンバージョンの獲得単価を示す。この数値が低いほど、費用対効果の高い広告。
CPA=コスト÷コンバージョン数
ROASは、「投資した広告費用の回収率(何倍になって返ってきているか)」のことで、広告掲載料1円あたりの売上額を示す。この数値が高いほど、費用対効果が高くて効率的に広告が運用できている。
ROAS=売上÷コスト×100(%)

ROI=0% 投資と収益が同じ

アナリティクスの投資収益率の指標をもとにキャンペーンに調整を加える前に、ここまでの投資額を振り返りデータの量が決定を下すのに十分か検討する。特に期間が短すぎないか確認する。キーワード、プレースメント、広告、キャンペーンを数日分のデータを根拠に変更するのは通常は得策ではない。また、AdWords経由でサイトを見つけ、後日戻ってきて買い物をするユーザーの存在も考慮する。期間が短すぎるとこう言ったコンバージョンを補足できない。訪問者が顧客になるまでには何日もかかることがあるため、期間は少なくとも予想される販売サイクルと同等以上に設定する。
入札単価調整レポートではキャンペーンで設定した入札単価調整の成果を各デバイス、地域、スケジュールについて分析できパフォーマンスが上下に突出しているデバイス、地域、時間帯を見つけるのに役に立つ。レポートの表の左上のオプションをクリックして分析する入札単価調整の種類を選ぶ。このデータをもとに広告の成果に応じて入札単価調整を上下に調整し、投資収益率を高めることができる。
AdWordsキーワードレポートでは検索キャンペーンでターゲットに設定したキーワードごとに成果を確認でき、新規客の獲得に効果的なキーワードや直帰しないユーザーを呼び込めるキーワード、コンバージョン獲得に繋がるキーワードなどを調べることができる。この情報をもとにキーワードターゲット戦略を改善すれば、検索広告による認知度の向上、コンバージョン促進、顧客維持といった効果が期待できる.。「リンク先URL」「広告のコンテンツ」などのセカンダリディメンションを追加して、ランディングページや広告コピーによるキーワードのパフォーマンスの差を分析できる。ユーザーが入力し、キーワードと一致した検索語句を調べるには「一致した検索語句」レポートを使う。Matched Search Queries。セカンダリディメンションにキーワードを追加。各検索語句について広告表示につながったキーワードを確認できる。時間帯レポートでは使用しているビューのタイムゾーンに基づく時間帯別・曜日別のデータを確認できる。広告を表示するのに最も効果的な時間帯や曜日を分析するのに役に立つ。たとえば、平日の方がコンバージョン率や平均注文額が高く、週末は低迷することがわかった場合は訪問者の価値が高い平日に積極的な入札ができるようAdWordsの単価設定を見直すといいかもしれない。また、キーワードなどのセカンダリディメンションを追加すればターゲティング手法の発見に役立つ。
「リンク先URL」レポートはユーザーをあんないしたURLとそれらのURLのキャンペーンタグ設定が表示される。AdWordsのトラフィックに特化したランディングページレポートとして機能し、エンゲージメント獲得に効果的なぺーじやコンバージョン促進に役立つページを確認できる。リンク先URLレポートでは広告掲載ネットワークによるデータのセグメント化も可能。このようにGoogle検索、検索パートナー、ディスプレイネットワークのそれぞれについてデータが表示される。プレースメントレポートではディスプレイネットワークのプレースメントのパフォーマンスがわかる。オートマチックとマネージドの比較。広告が掲載されたドメインやURLが表示され、パフォーマンスの良い自動プレースメントを見つけて、手動プレースメントに変更することができる。また、プレースメントを比較して新規トラフィックの獲得が得意なものとコンバージョン促進が得意なものを識別できる。キーワードの掲載順位レポートではキーワードのパフォーマンスに対する掲載順位の影響がわかる。

ステップ2:演習 3問 1/3正解 プレースメントのドメイン 2/3正解 
ステップ3:さらに読む あとでまとめて読む


ユニット5 - レッスン5 - 行動レポート
8:56【完了】
行動レポート
行動レポートの操作を練習する
行動レポートの主な指標の計算方法を理解する。行動レポートを基に、改善ポイントの見つけ方を学ぶ。

行動セクションではサイトやアプリに対するユーザー行動を分析でき、閲覧されたコンテンツからページ・画面間の移動まで、さまざまな情報が含まれる。また「サイト検索」レポート群ではサイト内検索エンジンの利用状況について貴重な情報が得られる。このデータはユーザーの意図の理解やマーケティングキャンペーンの機会発掘に役立つ。
サイトで人気の高いコンテンツの特定。セッション中のページ間の移動の分析。サイト検索の分析について学習する。
行動Behavior
このレポートの「ページビュー数」指標では各ページのアクセス頻度を手軽に確認できる。デフォルトではページURI別にデータが表示されるが、プライマリディメンションを「ページタイトル」にするのも良い方法。このレポートの他の指標、たとえば「平均ページ滞在時間」「直帰率」などはゆーざーが各ページにどの程度魅力を感じているか知る目安となる。これらの指標を基準に並べ替えれば改善を要するページや今後のサイト設計の指針になるページを見つけることができる。「ディレクトリ」レポートでは各ページがディレクトリに沿ってまとめられている。ディレクトリをクリックするとそのカテゴリのページが表示される。サイトの特定のセクションのパフォーマンスを調べる場合に便利な機能。また、円グラフ表示を使えば最もアクセスされているセクションを手軽に確認できる。ランディングページレポートでは、最初にアクセスされたページがすべて表示され、各ランディングページの直帰の件数や直帰率を監視できる。このレポートで直帰率が高いページを探せば、成果を高めるために再設計を要するページが見つかる。離脱ページレポートにはセッションの最後にアクセスされたページが表示される。ランディングページになっているページの離脱率が高い場合、要注意。ユーザーがサイトの閲覧を続ける気をなくすようなページになっていないか、確認。Flash、Ajaxなどのインタラクティブ要素をサイトに組み込んでいる場合、利用状況がきになるが、イベントレポート群では非ページビュー型のアプローチでインタラクティブ性を測定できる。イベントとはページや画面とは別に測定できるコンテンツに対するユーザーの操作でダウンロード、ウィジェット、ガジェット、Flash要素、AJAX要素、動画の再生などそのさまざまな動作をトラッキングすることができる。イベントトラッキングはwebサイトでもアプリでも利用できるが、知識のある技術者によるコード設定が必要。まず、「上位のイベント」サイトのイベントの主要な分類区分となるのがカテゴリ。カテゴリはイベントトラッキングの基礎となる最も基本的な分類。たとえば動画、ダウンロードなどのカテゴリが考えられるが、分類はもっと幅広くても逆に具体的でも構わない。イベントの「アクション」とはそのイベントカテゴリ固有の操作でたとえば「動画」に対しては「再生」「停止」「一時停止」などのアクションが考えられる。ラベルは任意で追加できる属性でイベントアクションに情報を追加する。最後にイベントに「値」を設定することができる。たとえばユーザーのブラウザに動画を読み込むのにかかった時間を測定するなら読み込み時間を表す値を設定する。
サイトに検索ボックスを設けている場合ユーザーの検索がうまくいっていいるかどうかサイト内検索レポート群で調べることができる。これにはどんなメリットがあるのか。どのような規模のサイトでも検索ボックスはサイト内移動の手段に使われる。検索された内容を見れば、足りない、または見つけにくいコンテンツを特定したり、重要な語句の検索結果を改善するほか、マーケティングキャンペーン用のキーワードのヒントも得られる。サイト内検索のトラッキングを設定するには管理者によるビューの設定調整が必要。サイト内検索キーワードレポートには検索のあったセッションだけが表示される表に表示されるユーザーがサイトで検索した語句に目を通すことでサイトへのトラフィック促進に役立つキーワードのアイディアも得られる。このレポートはサイトのナビゲーションに問題がないか見直す際にも役立つ。セカンダリディメンションに再検索キーワードを選ぶと連続して行われた検索つまり通常は初回に目的の情報がみつからなかった場合の検索内容を参照できる。レポートの主な指標。検索回数の合計はサイト内検索の利用回数を示す。同じセッション中に同じ語句で複数回検索した場合は除外される。結果のページビュー・検索は表示された検索結果のうちユーザーが訪問したページの数。検索による離脱数の割合はサイトを去る直前に行われた検索の数を示す。再検索数の割合は検索直後に再度行われた検索の件数を示す。検索語の時間は検索後のユーザーの平均滞在時間。検索深度は検索を行った後にユーザーが閲覧したページ数の平均。
行動フローレポートではユーザーがページまたはイベントの間を移動していく様子を視覚化し、ユーザーの関心を得ているコンテンツを確認できる。レポートを開くと緑と青のボックスが表示される。これがノードつまりトラフィックが通過するページやイベント。ノード同士を繋いでいるせんは通過したトラフィックとその量を示す。つながりの部分をクリックすると、行動フロー全体でそのトラフィックがハイライトされる。赤い帯状の線はフローを完全に離脱したユーザーを示す。ノードをクリックすると含まれるページを確認でき、そのノードを通ったトラフィックをハイライトまたは「深く見る」ことができる。そのページまたはページ群への流入と流出の様子をすべて確認できる。個別のページを詳しく調べると緑で表示されるサイトへの流入の様子とその後の異動先から、そのページのランディングページとしての有効性がわかる。またサイトからの離脱直前にアクセスされたページを調べることでユーザが離脱を決めた経緯を分析できる。レポートに表示するページまたはページ群を変更するには中央のノードの上の編集ボタンをクリックする。たとえば特定のページを通過したユーザーの行動フローだけを表示するにはそのページのリクエストURIを入力する。。。。青いボックスはイベントの発生。緑のボックスはページとの接触。


ステップ2:演習 4問 3/4正解 4/4正解ステップ3:さらに読む あとでまとめて読む


ユニット5 - レッスン6 - カスタムレポートとマイレポート
7:48【完了】
カスタムレポートとマイレポート
測定計画に沿ったレポートを作成するために必要となるディメンションや指標を正確に組み込んだカスタムレポートの作成を練習する。時間節約とワークフロー改善に向けたマイレポートの作成とカスタマイズを練習する。

マイレポートとカスタムレポートではレポート処理を合理化し、アナリティクスでのワークフローを改善する。カスタムレポートでは指標やディメンションをカスタマイズでき測定計画で特定したすべてのデータを含むレポートを作成できるのが強み。マイレポートでは重要な指標やセグメントを一箇所で手軽に見渡すことができる。このレッスンではカスタムレポートの作成。マイレポートの作成。カスタマイズ内容の同僚との共有について学習する。
カスタムレポートは必要なディメンションと指標、およびその表示方法を指定して作成するレポートのこと左のパネルに作成済みのレポートとサマリーという項目が表示される
「+新しいカスタムレポート」をクリック
識別しやすい名前をつける。タイプを選択。どの種類を選択した場合も、ディメンションと指標metricsを最低1つずつ選択する必要がある。指標を追加するには「+指標を追加」をクリック
マイレポート(Dashboard)では、複数のレポートの要約をウィジェットとして1つのページに表示し、各プロパティの状況を見渡すことができる。マイレポートでは多数の指標をまとめてモニタリングできるためアカウントの状態やレポート間の関係を素早く把握できる。マイレポートの参照と管理にはレポートセクションのマイレポートメニューを使う。その他、、、



ステップ2:演習 3問 2/3正解 3/3正解
ステップ3:さらに読む あとでまとめて読む