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2017-01-08

3日間4日間でGAIQチャレンジ その9 補習1

試験に不合格で明日再試験を頑張るぞ!と思ったのですが、再試験までは7日間あけなければいけないようです。
次回、必ず合格するように補習します。

このブログの最初の記事に書いた通り、このGAIQの取得の目的は分析解析等のデータサイエンスの概要を把握することです。ここで、つまづいてしまって大変恥ずかしいのですが、まだスタート地点にも立てていないことを自覚しました。GoogleAnalyticsはとても便利なツールです。学習(試験勉強)を通じて痛感したのは「何を何のために測定するのか」ということを常に意識することの大切さです。それを考えずにオペレーションだけを習得するのはあまり意味がありません。学習をすることによって日々のルーチンワークの中にも新しいものを発見することができると思います。
実際に試験を受けてみて、頭の中が整理できていないことに気づかされました。
「どこから何をみるか」が整理されていないと目的に到達できません。解答するのに混乱も招きます。
「なぜそんな測定ができるのか。またできないのか」これも意識する必要があります。トラッキングコードを埋め込む。このトラッキングコードが何をしているのかということも漠然とでも構わないので把握しておくと、それによって得られるデータが「どこからどのようにやってきた」ということがわかりやすくなります。
Googleのすごいところはこの学習教材(GoogleAnalyticsAcademy)をみてもわかります。整理された状態で解説されています。たとえば「接触」という言葉が出てきますが、Webの中で「接触」って何だよ。と思ってしまいますが、コンタクトやアクセスとも微妙に違う意味を考えさせられるきっかけになります。(マーケティング用語の接触とは微妙にニュアンスが違うと感じます。)また、逆に英語での解説と翻訳での解説は違う言葉を利用されることも多々あります。これは日本語でよりわかりやすくするための工夫だとは思いますが、実際には混乱もします。この辺りは英語と日本語を頭の中で上手に切り替える慣れが必要なのでしょう。

さて、具体的にどのように再試験のために補習をするかですが。



まず、見落としていたビデオ教材を見ます。
これはGooglePartnersのリンクからだと辿れないので、YouTubeのリンクを貼っておきます。
e コマース解析
https://www.youtube.com/playlist?list=PLA2cX4b7LX1aoCOWaX0dqm3nsFtd79qqD

さまざまなレポートから集客、ユーザー行動、コンバージョンへの理解を深め
各種レポートの見方やデータを深く掘り下げて分析し、最終的にビジネスの成果向上につながるアクションのノウハウを解説する。
例。GreatOutddors社(仮)
このアウトドア専門店ではキャンプやスポーツ用品ウェアを取り扱う。世界中に100箇所の実店舗を展開しオンラインショップを運営している。買い物、クーポンのダウンロード、店舗検索ができるモバイルアプリもある。また、自然保護、スポーツ、健康に関する記事をブログで公開しターゲットユーザーとの関わりを大切にしている。さらに優待会員クラブでは週替わりセールや送料割引などの特典を提供している。これからGreatOutdoors社のビジネス目標やKPIについて話を進めます。成果の測定に最適なレポートを見つけ、改善につながる分析のコツを紹介する。ビジネスの形態はさまざまでニーズも異なるため、ここで学んだことを応用してビジネスの課題に取り組む。

ビジネスの成果を測るには日々の状況把握から始めるとよい。それにはマイレポート(DashBoard)やカスタムレポートが便利。マイレポートの指標を見れば日々の業績の推移が一目でわかる。データの変化にすぐに気がつけば調査や修正といった対応が取れる役職や職種ごとにマイレポート(DashBoard)を作成し各自か担当分野の状況を注視するようにする。たとえばCEOのマイレポートには全体的な収益、サイトのアクセス数、成果をあげている地域を表示する。マーケティング責任者の場合はデータの詳細分析といった戦略的な役割が求められる。表示する指標はCEOと同じだがカスタムレポートを使う。トラフィックチャネル、ランディングページ、商品カテゴリ別にデータを細分化し、マーケティング責任者から見た切り口で日々のデータに取り組む。1日の概要レポートは企業や役職に合わせて作成する。測定対象データの有効性をよく見極めた上でマイレポート(DashBoard)に必要なデータをまとめるのがコツ。
セグメントはアナリティクスでの詳細分析に欠かせないツール。セグメントを適用するとリアルタイムでデータをフィルタできる。セグメントにより細分化されたデータを抽出して比較できるため、成果の低いセグメントを特定できる。セグメントはユーザーまたはセッション単位で切り分け可能。ユーザー単位のセグメントではセッションをまたいでユーザーを絞り込み、選択した期間に達成された目標や獲得した収益データをすべて抽出できる。たとえば購入に至ったユーザーとみ購入のユーザーを見比べると購入の決め手となるポイントが見えてくる。セッション単位のセグメントではセッション内のユーザー行動に着目し、そのセッション中に達成された目標や獲得した収益データを抽出する。たとえば有料検索やメールキャンペーンから発生したセッションごとにトラフィックを切り分けてセグメントを比較できる。両セグメントとも、ディメンション、指標、期間、ユーザー行動を指定できる。ユーザーサマリーレポートを見ると「すべてのセッション」がすでに適用され、選択した期間内のセッションがすべて表示されている。セグメントを追加クリックするにはグレーの矢印をクリックする。セグメントビルダーには定番のセグメントが並んでいる。(現行のアナリティクスと画面が違うことに注意)最大4つのセグメントを同時に比較できる。セグメントが有効になると他のレポートツールにも適用される。アナリティクスには便利なデフォルトのセグメントが多数用意されているが、カスタムセグメントを作成できる便利な機能もある。「新しいセグメント」>セグメント名を入力>左側からフィルタ条件を選択する。たとえば「ユーザー属性」>「言語」で特定の言語に絞り込める。さらにセグメントを絞り込むにはユーザー行動の流れで切り分ける。たとえばオンラインショップで「靴」のカテゴリから「男性用ハイキングブーツ」に移動したユーザーを抽出できる。ページ閲覧から動画再生やサイズの閲覧からカートへの追加などユーザー行動の流れを自由に定義できる。さらに細かく見たい場合にはセグメントでデータを細分化する。こうして抽出されたデータはオンラインでの成果向上に効果的。
新しいeコマースレポートをしようするとユーザーのショッピング行動が浮き彫りになる。商品やカテゴリごとに売上やユーザー行動を把握できる。どれくらいの頻度でカートに商品が追加、削除されているかなど、ユーザーのショッピング行動や購買行動も確認できる。詳細レポートでは様々な切り口から購買過程を分析できる。商品の販売状況レポートでは売上や関連する行動を確認できる。商品名、SKU、カテゴリなどのデータを様々な切り口で表示できるため、組織のニーズに応じて販売状況を分析できる。商品リストの販売状況レポートでは販売経路やカテゴリページ、検索結果での商品の掲載状況や特定商品のクリック数を確認できる。ショッピング行動レポートと決済行動レポートでは商品の閲覧状況やカートの追加、削除など、取引の開始から放棄または成立に至るまでの過程を詳しく見ることができる。新しいeコマースレポートを表示するにはサイトで拡張eコマースを設定する必要がある。
学習コースも終盤。内容の振り返り。ユーザー層やショッピング行動の理解に役立つ詳細な分析レポートの見方について学んできた。セグメントの仕組みや細分化したデータを見比べることの重要性についても理解した。また測定対象データに基づいてレポートを選択するコツを学びデータを深く掘り下げて分析できるようにもなった。詳細な分析を行う際のヒントの紹介。
測定データに指定した指標に縛られるのではなく、ユーザー行動をKPIに結び付ける指標を見つけることがポイント
データを状況に照らし合わせながら捉えその裏付けとなるビジネス要素を見極める。実際のデータと目標KPIを見比べそこに差異が生じる原因を探る。自社の過去データや業界データといったベンチマークを判断材料に加えることもできる。これはKPIや目標を設定する際に役立つ。測定対象に指定した指標に加え、セグメントでデータを細分化するとKPIの変動要因を検証するのに役立つ。これによりチャネルやデバイスの種類にまたがって指標を比較できより的確な判断力がつく。最後のヒントとしてデータをセグメント化する際は広告キャンペーンやサイトのレイアウトといった編集可能な要素に着目する。分析結果をビジネスの成果向上という最終目標に沿わせることができる。